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暗黙の強化を宣伝に活かす

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心理学 マーケティング ビジネスマインド


 

昨日お話しした「暗黙の強化」。
これは、第三者を貶されていると、自分が褒められているように
感じる心理効果のことでしたよね。

本日は宣伝に活かす方法をお伝えしたいと思います。

【実は広告に多く使われている方法だった】
広告も、同業他社と比較しているキャッチコピーをよく見ます。
例えば、こんな言葉を目にしたことはありませんか?
それぞれこんな意味合いを含んでいます。
「騙されないでください!」→うちは健全ですよ!
「業界初!」→うちの製品が最新ですよ!

明らかにどこかの他社との比較を感じますよね。
どことは書かずとも、他社との比較を感じさせることで
自社の優位性を伝えることができます。


また、こんなキャッチコピーもあります!
例えば美容系の広告。
「あなたはもっと透明感のある肌になる」という言葉を
「差がつく、透き通るような肌へ」と変えてみましょう。
急に、ユーザー側にとっての比較対象が現れました。

ストレートに伝えるのではなく、比較することで
間接的にライバルの存在が高まります。
誰にでも、ライバルなどの比較相手がいるものです。
そのライバルを想像させるコピーを使うことで
その商品は自ずと売れるようになるのです。


他にも、転職サイトのキャッチコピー。
「新卒よりも経験でキャリアチェンジ」→新卒者よりも経験があるイメージ
「未経験者が選ばれる理由があります」→経験者に負けないイメージ
「年配者の洗練された能力と経験」→若手よりも優れているイメージ
これらも読み手にライバルを想像させていますよね。

こうすることで、自分の価値が必要とされている気分となり
心をくすぐられる広告となるのです!

 

これらは大々的な広告だけでなく
SNSやグルメサイト、お店のメニュー、営業トークなど
様々な場面で利用できます。

 

ただし、営業トークなどで暗黙の強化の効果を得るために
「悪口ばかり言う人だな」という印象とならないよう注意しましょう!
営業などで活用する際には、具体的ではなく
「最近の人は⚫️⚫️」「大手企業は⚫️⚫️」など「不特定多数」を対象にし
相手に勝手にライバルを想像させるのがポイントです!

 

簡単な方法なので、ぜひ活用してみてくださいね♩