NOと言われない心理学。ビジネスにも恋愛にも活かせる!
NO!と言われない心理学。
『ダブルバインド効果』
ダブルバインド効果とは、
誘導したい行動・状況を前提とした
選択肢を示すことで、相手に選択の自由を
与えない心理効果。のことです。
例)
「海外旅行に行くならハワイとローマの
どちらが良いですか?」という質問。
「海外旅行へ行くこと」が前提に
なっているので、相手が質問の前提を拒絶
しない限りは「ハワイかローマかの選択」
をしてくれるでしょう。
ちょっと拘束力のある心理テクニックですが
使い方を間違えなければ、
ビジネスにも恋愛にも活かせます!
[マーケティングに応用]
これを使えば、購入行動がリアルに
想像できるコピーや営業トークをできる!
例1)
スズキ「ワゴンR スティングレー」
女優の広瀬すずさんがCMの中で
「ねえ、白なの?黒なの?
はっきり行こうぜ!」
といきなりワゴンRを買う前提で、
効果を効かせたコピーを突きつけます。笑
車の色を選ぶことフォーカスし
購入するかしないかの選択肢を排除。
CMの最後には「私は赤かな」という
広瀬さんのセリフで選択肢を重ね
「買うイメージ」強化しています。
例2)
×「こちらの新モデルの靴はいかがですか?」
◎「どちらもお似合いです。NIKEのシューズと
ニューバランスのシューズのどちらが
お気に召しますでしょうか?」
◎の方は靴の購入へと自然に誘導しています。
営業・販売の成績を上げたいなら
「商品Aと商品Bのどちらになさいますか?」 という、顧客が"買わない"と答えにくい
二択の選択肢を常に考えてみてください。
[恋愛に応用]
好きな人をデートに誘いたい時
×「次の日曜日に一緒に出かけませんか?」
◎「次の日曜日、おしゃれなカフェの食事か
海までドライブへ行きませんか?」
◎の方が“OK”を貰える確率がアップします!
「行くか行かないかの選択肢」を無くし、
「カフェデートかドライブデートかの選択肢」
とし、相手の意識を誘導するのです。
使い方を間違えなければスムーズに事が進み、
相手へも違和感を与えずに済みます。
ただし、上下関係がある場合には
逃げ場が無い分、相手を追い込む可能性も!
相手の様子を伺いつつ、困っていたら
逃げ場をすぐにつくることを
忘れないでくださいね♩