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なぜあなたはマクドナルドでポテトを選ぶのか。

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マクドナルドのメニュー

あなたがバリューセットを買った時のことを

思い出してみてください。

 

その時、それを選んだのは、

本当に食べたかったからでしょうか?

「本当はポテトはいらなかった...」

「なんとなくポテトを選択した」

と思った方、いらっしゃいませんか?

 

ではなぜ、バリューセットを買ったのか。

 

レジ後方のディスプレイメニューには

キャンペーン商品とセットメニューが並び、

安価な商品は表示されていません。

フルメニュー表はレジにしか無いため、

もしディスプレイにない商品を選択するなら

順番が回ってきて慌てて選ぶことになります。

それが混雑時なら「早く決めなければ」という

プレッシャーから、結局ディスプレイにある

セットメニューを選んでしまうのです。

 

意思決定の際に、重圧を感じると

人は簡易的な選択を取ろうとします。

それをマクドナルドのメニューは

利用しているというわけですね。

 

 

この行動心理をヒューリスティックと言います。

ヒューリスティックとは「経験則」のこと。

 

例えば

・毎日同じ電車に乗る

・レストランで座る席が同じ

・辛いもの=赤のパッケージを探す

・買い物はAmazon楽天で済ませる

このように無意識の中で、経験によって

行動を決めていること。

 

人は自然と「目の前の問題」と「経験」を

照らし合わせ、効率的な答えを選択し

脳への負担を少なくしているというわけです。

 

 

例えば薬局で見かけるこんな表記も

ヒューリスティックが応用されています。

 

◆数字の表記を変える

下記のA.Bどちらを買いたくなりますか?

A)タウリン1,000mg配合

B)タウリン1g配合

 

同じ数量であるにも関わらず

圧倒的にAを選ぶ方が多いのです。

 

つまり、選択してもらえる商品パッケージを

作っていくためには、パッと見で

・イメージできる

・多く感じる

・良いものに感じる

ような表現を使うべきということですね!

 

 

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