不安なとき「なぜ、誰かと一緒にいたくなる」のか?
試験の合格発表を見に行くとき
身体の具合が悪く、初めての病院へ行くとき
不安な場面では、誰かと一緒に
出かける人が多いものです。
このように、人が人を求める心理学を
『親和欲求』と言います。
例のように、親和欲求が働きやすいのは
「不安」「恐怖」「孤独」を感じたときです。
これは、人間なら誰しも持っているものですが
男性より女性の方が、高いと言われています。
親和欲求の実験
参加者を集めて2グループに分ける。
それぞれのグループに、実験内で
電気ショックを受けてもらう事を伝える。
伝える内容はそれぞれ異なるものにした。
Aグループ「電気ショックはかなり強いもので
苦痛を感じると思います。」
Bグループ「電気ショックは多少チクッとする程度のものです。」
電気ショックの準備をする理由で
控え室で待ってもらうように伝えた。
その際、このような質問を行った。
「誰かと一緒に待ちたいですか?
それとも、一人で待ちたいですか?」
実験の結果
・不安や恐怖感を強く与えられたAグループは
60%以上の人が誰かと一緒に待つことを選択。
・Bグループは、30%ほどの人しか
誰かと一緒に待つことを望まなかった。
実験から分かるように、
強い「不安」「恐怖」を感じた人は
誰かと一緒にいたくなる、ということですね。
一緒に過ごす人は誰でも良いわけではなく、
「同病相哀れむ」という諺もあるように
同じ境遇の人と肩を寄せ合いたくなるのです。
親和欲求を恋愛に活かす
人は特に「不安」や「恐怖」を感じたときに
誰かと一緒にいたいと感じます。
つまり、そう感じるデートスポットを
選ぶことで相手が自分と一緒に居たい
と感じてくれるという訳です。
適した場所
・お化け屋敷
・ホラー映画
・高い場所
これらには、よく耳にする『吊り橋効果』を
働かせることもできるので、効果的ですよ♡
是非、実践してみてくださいね✨