視線で心の中、バレていませんか?
「目は口ほどにものを言う」
ということわざにもあるように、
視線は嘘をつけません。
よく右上を見ていたら嘘だとか
左下なら…と聞くことがあると思いますが
これは本当に当たっていて、視線の方向により
脳内で何が起きているのかがわかります。
いまでは「アイトラッカー」と呼ばれる
機械で容易に人の心の中がのぞける
時代となったわけですが、
普通はそんな機械は使えませんので
目線ごとの心理を例を出して
分かりやすく説明していきます👀
例えば
妻「帰りが遅くない?どこで何してたの?」
夫「えっと…同僚の山田が一緒に飲もうと
声をかけてきて…居酒屋で飲んでたんだ。
遅くなってごめんよ〜」
さて、この男性の脳内ではどんなことが
起こっているのでしょうか?
視線別に見ていきましょう!
①左上
以前に見た光景を思い出している。
つまり、正直に実際の出来事を話しています。
脳内では、同僚や居酒屋の雰囲気を
思い出しているんですね。
②右上
見たことのない光景を思い描いている。
つまり、実際にはない映像を創っているので
何かしら嘘を言っているということです。
相手が違うのか、場所が違うのか、全てか
何にせよ、かなり怪しい反応です。
③右下
味や感触など身体的な感覚のイメージを描く。
飲んだあとなら、体が重い感覚やツライなどの
感情をイメージしています。
言葉で表現しづらい感覚的表現となり
妻の問いに対してなら
「飲んで気分がいい感じ」と言った謎の答えを
話してしまいます。会話が成り立ちません。
④左下
自分自身と対話している。
どうやったら怒りを鎮められるかや、
嘘がバレたか?どうしようなどと
考えている可能性が高いです。
本当か嘘かの判断はできないので
表情や筋肉の動きも確認する必要があります。
⑤右水平方向
聞いたことのない音を創造。
実際には聞いていない言葉を探しているので
「山田が一緒に飲もうと声をかけてきて…」
というのが嘘の可能性が高いです。
⑥左水平方向
記憶している音を思い出している。
他の音に聞き耳を立てている可能性もあります。
同僚の山田さんが声をかけてきたときを
思い出している場合などです。
大きくこの⑥つに分かれます。
利き手などによって変わることもありますし、
ひとつの質問に対して複数のイメージを持ち
予想通りにいかない場合もありますが
基本的には、目線で心理状況が分かりますよ♩
ちなみに!
相手の視線があちこちにさまよっている時は、
心理的に動揺している傾向。
一定方向にずっと向きっぱなしで
自分のほうをあまり見ない時には、
話題がおもしろくない場合、面倒な場合、
こちら側に興味がないことが判断できます。
恋愛でも仕事でも、すべての人との関わりで
活かせる視線解析ですが、
こちらが分析しているということは
同様に相手も同じテクニックで、こちら側の
心理を読もうとしている可能性もあります。
自分の思考や心理が筒抜けにならないよう
自分の視線の動きにも注意を払いましょう!