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「なりたい自分」になる方法

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心理学 マインド ビジネスマインド ペルソナ

「ペルソナ」という言葉をマーケティングでも
よく耳にするようになりました。
その「ペルソナ」により、本来の性格も変化していく

という話をしたいと思います。

ペルソナとは「外的側面」。
簡単に言うと「周囲に向けた顔」ということです。
もともとは「ペルソナ=仮面」という意味があります。

私達は日々、無意識のうちに様々な「心の仮面」を付けています。

例えば会社にいる時には「会社員」という仮面。
帰り道にお店によれば「お客さん」という仮面。
家に帰れば「母親」や「父親」という仮面をかぶる人もいますね。

このペルソナを作る要因のひとつとなっているのが「衣装(服装)」です。

例えば、女性的な柔らかな素材のスカートやワンピースを着用した時、
女性は無意識のうちにパンツの時よりも女性らしく歩きます。
着物の時には、凛とした姿勢に正されます。

つまり「女性的な雰囲気を持った女性」「凛とした女性」
というペルソナをかぶったということです。

 

会社員の制服なども同様で、きちんとネクタイを締めた人は
「まじめでしっかりした会社員」というペルソナを身につけるのです。

服装によってペルソナが変わった人は、同時に
意識的&無意識的に振る舞い・言動も変えていきます。
そして、服装によって「ペルソナ」が変わると、周囲の対応も変わります。
よく私達は「見かけで人を判断してはいけない」と言いますが
実際には、相手の80%を「外見で判断」しています。

「優しそうな人」「自信家」「男らしい/女らしい」など
様々な判断は外見・仕草によって決定づけられています。

例えば「上役になったのに、いまひとつ威厳が持てない」
という悩みを持っていた人がいるとしましょう。
このような時には、いかにも管理職の人が身につけるような
上質なスーツや時計へと服装をチェンジして貰います。

すると、本人に「上役然」としたペルソナが生まれるだけでなく
周囲も、見た目で「あの人は『上の立場』に就いている人だ」と感じます。
そう変化することで、取引先の人からも
「上役」として丁寧に扱われるようになるのです。

周りからこのような扱いを受けているうちに、
人は徐々に「上役」として扱われることに慣れ、
これに応じた振る舞いをしていきます。

この繰り返しが彼自身の中に「自分は上役である」という自信を生み、
威厳と自信がある態度へと変わっていくというわけですね。

 

服装の変化、それによる周囲の変化は、
本人の行動や態度に徐々に影響を及ぼしていきます。

その場、その場で服装や周囲からの期待に応える
振る舞いを意識的&無意識的に繰り返すうちに、
より自分のペルソナに合った行動を選べるようになっていくのです。

 

このような「周囲の期待に応えた行動」を心理学では「役割行動」と呼びます。
人間の仕草や行動は、その本来の性格(内的側面)へも
しっかり影響を与えるのです。

 

こんな実験がありました。
A)背中を丸めて目線を聴衆から外した状態と
B)背筋を伸ばし、聴衆へと余裕を持って目を向ける状態
という2つの姿勢を意図的に作って貰い、
2回スピーチを行わせます。

結果は、Bの方が圧倒的に自分の発言内容について
「正しく、良いことを言えた」
と自信を持っていることがわかったのです。
反対にAの人々は、その内容如何に関わらず
「何か間違ったことを言った気がする」
と感じたそうです。

行動による自信や意識変化の繰り返しは、
徐々に本来の性格にも根付いていくというわけですね。
「なりたい自分」があるのなら、
まずはその像が着ているであろう身なりをしましょう。
そうすれば、
必ず「なりたい自分」へ近づけます。