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断捨離成功心理学

だいぶ寒くなってきましたね⛄️
衣替えをしている方も多いのではないでしょうか?

まさか、去年の服をそのまま入れ替えていませんか?
「まだ着るかもしれない」▶︎もう着ません!
「直せばまだ使えるかも」▶︎絶対直しません!
「着ないけどお気に入りだった」▶︎思い出に浸らない!笑

それを買った頃と、
体型は同じですか?
トレンドは同じですか?
趣味も同じですか?

きっと変わっていることの方が多いはず。
衣替えのタイミングで、断捨離もしちゃいましょう✨
ということで、本日は「断捨離心理学」
(勝手にネーミングしてます☝️笑)

物を捨てられない心理。
保有効果
物を捨てられない気持ちを起こさせるのは
保有効果という心理効果です。
これは、自分が所有するものに高い価値を感じ、
手放したくないと感じる心理現象のこと。

人間は、自分の持ち物になると同じものでも
30%も高い価値を見出してしまうのです。
これが、自分のものをなかなか捨てることができない
背景にある人間心理というわけですね。

プロスペクト理論
ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマン
によって示されたプロスペクト理論を簡単にまとめると
「人間は利益を得るよりも、損失を避けたい
と思う傾向にある」という心理のこと。

A:10万円を無条件で手にするか、
50%の確率で20万円を手に入れるか。

B:20万円の借金を確実に半分にするか、
50%の確率で0にするか。

いずれも、その利得面に関しては
ほぼ同じ問いかけになりますが、
Aの質問では多くの人は前者を選び、
Bの質問では後者を選びます。
つまり「利得」に対しては「確実なもの」を選び、
既に存在する「損失」に対しては、損失そのものを
回避できる可能性に賭けるということ。

断捨離に置き換えると…
何かを捨てるとき、人間は常に「手放す」という
側面に着目し、デメリットに気を取られてしまうのです。
すると、どうしても臆病な判断に偏ってしまい
損失があるなら、捨てずに済ませたい、となるのです。



保有効果への対策
その服を第三者が持っていることを想像してください。
あなたは、それにお金を払って買い取りますか?

Yes▶︎そのままとっておいても良いでしょう。
No▶︎あなたにとって既に価値のないもの。
今感じている価値は幻想です。捨てましょう。

プロスペクト理論への対策
手放すことのデメリットを裏返し、
メリットについても考えてみましょう!

物が増えて見栄えが悪い。
もっと必要なものが埋もれてしまう。
保管スペースは、タダという訳ではありません。
今後もだらだらとその不利益を被って生きていきますか?
それくらい極端に考えて、物への執着心も捨てましょう。


家や部屋は、自分自身の内面を見る鏡!
きちんと整理して、無駄なものを溜め込まず
スッキリした空間を作っておきましょう✨