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モテ色には遺伝子レベルの理由があった!

人は赤色を目にすると心理的に暖かさを感じるだけでなく、実際に脳内興奮レベルが上昇します。太陽や炎の熱く活発な様子を連想し、エネルギーや情熱、興奮などのイメージを感じ取るからです。


そして、この赤が持つ効果は恋愛シーンにおいて、異性に対するアピールにも役立ちます。特に男性が女性へアプローチするとき、赤を巧みに使うことで、他の男性よりも自信にあふれたイメージを伝えることができるのです。

 

これは遺伝子レベルに刻まれている影響力です。
動物界には「赤」=リーダーのサインとする動物が複数います。
例えばマントヒヒ。リーダーは、お尻の赤さを周囲にアピールすることで、多くのメスを独占します。
キンカチョウは、オスの足に赤いバンドを付けてグループに返すと、高い確率でリーダーとなるという結果も出ているそうです。

 

ロチェスター大学のアンドリュー・エリオットは、赤色を着ている人が異性からモテることを発見し、これを「ロマンチック・レッド効果」と名付けました。
「赤」を身に付けている男性は社会的に高い地位にあることを連想させ、それが女性を惹きつけるとされています。

 

 

 

 

 

また、赤色はライト・トーナス値を高めます。
(※ライト・トーナス値とは、光を浴びたときの筋肉の緊張度)

 

「完全にリラックスしている」ときのトーナス値は23。

青を浴びると、24に上がります。

緑は28、黄色は30、オレンジは35

そして赤は、トーナス値が42まで上がります。

 

赤を見るだけで、筋肉がギュッと硬直するだけではなく、血圧・脈拍・呼吸数も同時に上昇します。つまり、赤を見ると、興奮して胸がドキドキする。
このドキドキを、脳が恋愛感情とカン違いしてしまうというわけです。

 

 

男性の中には、鮮やかな赤色をコーディネートへ使うことに抵抗がある方もいらっしゃるようなので、靴下やスマホカバー、財布などで「赤」を使うのも効果的ですよ♪