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こたつの色の秘密

こたつには色と温度に関わる秘密が隠されています。
赤外線ランプを使ったことつは、実は発売当初は熱源部分が白色でした。
赤外線は赤という字を使っていますが、可視光線(目で見える範囲)の外にあるため、色は見えません。
地ころが、熱源部分が白いこたつは消費者に温まることが伝わらず、なかなか売り上げが伸びませんでした。
そこで、熱源部分を赤くして売り出してみたところ・・・爆発的人気商品となったのです!!
赤色の光によって、体感的な暖かさをつくったということですね♩

暖色ならなんでもいいかというとそうではなく、赤や橙といった色相の次に、鮮やかさを表す彩度が重要となります。彩度が高いほど、寒暖感に影響を強く与えます。


ではなぜ、こんなことが起こるのか?
それは私たちが常にイメージの影響を受けて、ものを判断しているから。
赤や橙は火や太陽を連想し、青や青緑は氷や水を連想し、イメージで温度を感じるのです。
物理的には、炎は赤色より青白い方が温度は高いはずですが、心理的な温度では青や白より赤の方が暖かく感じますよね。これは経験からくるイメージの蓄積です。
脳に蓄積された情報に影響されるため、個人差はもちろん生じますが、色での大きな差な少ないと言えますね。

このように、人は色々なものをイメージで捉えています。
これを商品や広告にきちんと活用できるかどうかがポイントですね♩