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世界で好まれる色って?

色彩心理学の色に対するイメージ。これは、世界共通の認識部分もあれば、国によって異なる部分もあります。

例えば、宗教や歴史的背景の違い。

中国やマレーシアでは、黄色はロイヤルカラー。

一方、キリスト教が根付く国では、ユダの衣装の印象から嫌われたり、国によっては死を印象付ける色として避けられることもあります。また、日本では青が男性の色、赤が女性の色として根付いていますが、キリスト教の国では青はマリア様の色。女性的な印象を持つ国もあるようです。
他にも、太陽光の違い、性格の違い、街並みの風景の違いによって、色彩嗜好が異なります。



【日本人が好む色】
ポーポー・ポロダクションが行なった色の好みの調査では、男女合わせて、1位が青、2位が緑、3位にピンク、白、赤でした。
青は調査年に関係なく、強い人気を誇ります。色界の絶対的王者的存在ですね♩

2000年代の調査では、緑の人気が高まっていました。これは「癒し」を求めていた時代であると推測されています。近年では、紫の人気が女性の中で高まっているようです。

 

【男女で異なる青の好み】

圧倒的人気を誇る青色ですが、男女によって若干の差があります。

男性は、青の中でもシアンのような明るい青を好む傾向があり、女性は紫に少し寄った青を好む傾向があるようです。

【世界で好まれる色1位~3位】
・韓国 ①青②白③赤
最近の調査では黒い服の人気も高まっているようです。服の好みと色の好みは完全には一致しませんが、一定の相関関係があり、そこから推測すると景気への不安や防衛心が背景にあるのかもしれません。

・中国 ①青②緑③赤

アメリカ ①青②赤③緑

・オランダ ①オレンジ②青③黒

・ドイツ ①青②黄色③赤

 

こう見てみると、とりあえず青を選んでおけば、どの国の方にもある程度良い印象を持っていただけることがわかりますね。世界で仕事をされる方、ぜひ参考にしてみてください✨