思い込みで、本当にきれいになる!
以前、全く同じビールなのに、表記価格に差があると、高いビールがおいしく感じてしまう。
というお話をしました。
それにつながるお話。
例えば栄養剤。
どれだけの差があるかもわからないのに、価格が高いと効くような気がしませんか?
価格が2倍だから、エネルギーも2倍になるわけではないのに・・・私はついつい一番高いものを買ってしまうタイプです。笑
【スタンフォード大学の実験】
125名の学生に「このドリンクを飲むと、頭が冴えるよ」とエネルギードリンクを飲ませた。
ただし、1グループと2グループの栄養ドリンクに書かれている金額には差を持たせ、1グループの方が高い価格を記載した栄養ドリンク。実際には、中身は全く差はない。それを飲んだうえで、ワードパズルを解いてもらう。
結果、高い価格のエネルギードリンクを飲んだグループの平均回答数は9.7。低い価格のグループは6.75。
つまり、思い込みで本当に頭が良くなってしまった!驚きです!
栄養ドリンクだけでなく、薬も同様です。
ただの栄養剤を「この薬は良く効く」といって飲ませると薬効が現れてしまうという話があります。
これは「プラシボ(偽薬)効果」と呼ばれる現象です。
偽物とはいえ、立派に臨床に使われる治療のひとつ。痛みを和らげるレベルなら、患者の30%から50%は効果が出てしまうそうです。
他にも「今から手術であなたの痛みを除去しましょう」と医者に言われ、実は皮膚を切っただけの手術でも、患者さんは「痛みの改善」を自覚するのです。
思い込み。暗示効果ですね。
そして、これは綺麗になる、かっこよくなることにも効果があります!
実は“化粧水”というラベルのついた“ただの水”で、肌がきちんと潤ってしまうという実験結果がたくさんあるのです。
特に有名ブランドや高価格の化粧品、またストレートに効きめを訴えるネーミングなどは、このプラセボがより明快に効きます。
今使っているケア用品も、いちいちアラを探すより「すごく効く」「こんなにすごい」と思ったほうが賢い使い方。
脳が『最高級品を使っているので、肌もキレイになるはずだ』と錯覚することで、自らに暗示をかけ効果を倍増させるのです。
これぞ最強の美容法!
きれいに(かっこよく)なったら自然と自信もついて、さらに輝いていくもの。
人間、大体思い込みでなんとかなっていくのかもしれません。
常にポジティブで、良い方向へ向くことだけを考えたほうがいいですね♩