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”心に栄養”与えられていますか?

心の栄養と言われる『ストローク』をご存じでしょうか?
幸福な人生を歩む上で、極めて重要な概念です。人間関係を前向きにする効果、抑うつの改善、自己肯定感を高める効果があるんですよ♩

 

ストロークとは、相手(自分)に投げかける心理的メッセージのことで、交流分析という心理療法の概念の1つです。
ストロークにはプラスとマイナスがあります。

【プラスのストローク

言葉:褒める、慰める、励ます、語りかける、挨拶

動き:なでる、抱きしめる、握手、微笑む、うなずく、話を聴く

※プラスのストロークは、大金をもらった時と同じ心理効果があるそうです!!

【マイナスのストローク

言葉:叱る、悪口、非難、皮肉

動き:暴力、睨む、あざ笑う

 

・「おはよう」という挨拶に、相手も笑顔で「おはよう」と返してくれる。

 ・子供が泣いていたら、ぎゅっと抱きしめる。

・ 頑張って働いている姿を見て、そっとコーヒーを差し入れる。

どれも日常の何気ない交流の一コマ。このどれもが肯定的な心の交流がなされています。地味ですが、こうした何気ない交流によって私たちは「自分の存在が認められているのだ」と感じ、心の栄養を補給することができるのです。
この心の栄養補給がされないと、人は生きていけません。
人は、認められない、受け入れてもらえない、孤独。そんな環境では生きられないのです。

 

私たちは肯定的なストロークが得られない状態に追い込まれると、否定的なストロークでも構わないから引き出そうとします。
無視され何もない(存在を認められない)より、否定的であっても何かある(存在が認められる)方がまだマシだと考えるからです。
わざわざ人から嫌がられるような行為をする人の裏には、スロトークの欠乏が潜んでいます。そうすることで不器用にストロークの欠乏を埋めようとするのです。

 

◎効果的なストロークとは?

①あなたはプラスのストロークを使っていますか?

プラスの言葉や動作をどのくらい日常的に使えているか、チェックしてみましょう!

自分を好きになれない方の特徴として、相手にプラスの言動を渡せない傾向があります。例えば「愛してる」「大事だよ」という言葉を全然言えません。

人は、プラスストロークを受け取れば、同じようにプラスストロークを返そうとします。同じように、マイナスのストロークを受け取れば、マイナスのストロークを返そうとします。つまりストロークは連鎖し、増大していくものです。

 

②プラスのストロークをきちんと受け取れている?

特に日本人に多くみられる謙遜。

「大したことはありません」「普通です」「全然すごくないです」こんな言葉、使っていませんか?

トップアスリートは、とても素直に受け取ります。

例えば「凄いですね!」と言われれば「はい、ありがとうございます」と答えられます。この積み重ねが、自分への自身に繋がるのです。

また、自己肯定感の低い人の特徴として、欲しいストロークがあっても素直に欲しいと言えない傾向があります。「抱きしめてほしい」「大事だと言ってほしい」言葉にして伝えることも、時には大切です。

反対に、欲しくないストロークが来た時に受け取りがち・・・
「こういうところダメだよね~」と言われたら、そういうときだけ素直に「そうだよね、私ってダメだよね」と受け入れていませんか?

 

④自分自身にプラスのストロークを使っている?

自己否定感が強い、自己固定感が低い方に多いのが、自分へのマイナスのストロークの多様。自分を好きになれない→マイナスの言葉を自分に使う→自信を無くす→余計に自分を嫌いになる この悪循環が続きます。
心の声、自分に対しての言葉は、自分自身をつくります。
もっと自分を褒めて、励ましてあげましょう!
自分の良いところ探しをしてみましょう!
時には、自分で自分の頭をポンポンと撫でてあげましょう!
自分自身でした言動も、十分プラスのストローク効果がありますよ♩

 

 

いかがでしたか?
自分の日常を振り返って、向き合ってみてくださいね♩


たとえ、どれだけお金持ちになっても、どれだけ人気スターになっても、プラスのストロークが欠乏していれば、幸せを感じることはできません。
一見幸せそうなのに満たされない人は、これに当てはまるかもしれませんね。
心の栄養は、お金や名声では買えないものです。
そして、自分発信で、いくらでもスタートできます!
明日から早速、プラスのストロークを使ってみませんか?