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パープルの色彩心理学~インテリア編~

紫はバイタリティーを象徴する赤、鎮静を象徴する青という相反する色が混じり合っているので、複雑で不安定な色です。その複雑で不安定なところが、スピリチュアルな雰囲気を醸し出すので、想像力を豊かにし、感性を高める効果があります。


その昔、日本では頭痛を治すお呪いとして、紫色の布を頭に巻いていたそうです。
古代エジプトでは、紫の染料は貝紫という貝からわずかな量しか取れず大変貴重な物で、クレオパトラは紫色の神秘性を好み、船の帆を染めていたとも言われています。
徳の高い人の色でもあり、聖徳太子が定めた冠位十二階でも紫は位の高い方だけが身につけることを許された色でした。

 
インテリアに紫はあまり馴染みがないかもしれませんが、トーンによって印象を大きく変えることができますよ!紫のインテリアは、自分に自信が持てるようになると言われます。美意識も高めると言われているので、メイクルームに用いてもいいかもしれませんね♪
 
落ち着く空間づくりというよりは、感性を研ぎ澄ませるような効果があり、個性あふれる雰囲気を作ってくれるのが紫という色です。来客をもてなすリビングに使用するのもおすすめです。
 
 
深みのある紫を使うと一気に洗練された大人な空間に。クラス感を与えてくれます。
パープルの中でもピンクに近い色などを使うえば、より女性らしいイメージになります。
 
ピンクとも相性がいいので、割合によって自分のイメージに近づけるのもいいですね
ピンクの割合を増やすと、可愛いらしいお部屋に。紫の割合を増やすと大人っぽいお部屋になります。

パープル×グレー×ホワイトなどは上品で女性らしい部屋になりますよ。

 

取り入れ方としては、カーテンで取り入れるのが簡単ではないでしょうか。
ナチュラルな雰囲気のラベンダー色ならば、とても優しいイメージになります。
自然素材系のファブリックを使うと、柔らかさをプラスしてさらに素敵です。麻のカーテンなどでラベンダー色を上手に取り入れてもいいと思います。

 

また、クッションを替えて季節感を演出することもよくありますが、紫は、夏は涼しく、冬は暖かく感じられる不思議な色で、一年中活用してもいい色として人気ですので、クッションでポイントカラーとして使用するのもおすすめですよ!
 

 

 

ただし、部屋全体のベースカラーを紫に統一するのはできるだけ避けましょう。

なぜなら、とにかく落ち着かないからです。

あくまでも、部屋のアクセントカラーとして全体の10%程度の割合に抑えることが「紫」の良さを引き立たせます。結果的に、オシャレにまとまるでしょう。
上手に使えば、紫という色以上にオシャレな色はありませんよ✨