価格に騙されておいしく感じているだけです。
「〇万円もするワインだからおいしい」
「高級品だからおいしい」
人は、自分で払ったお金の額によって、飲食物のおいしさを変えてしまいます。
価格が高いもの、高級品とされているもの、店内が高級品インテリア・・・
そんなものは、味に全く関係がないのに、不思議なものですね。
高ければ高いほど、おいしさを感じる生き物なのです。
安物ワインと高級ワインのラベルを張り替えれば「さすが高級品のワインだ!おいしい」と評価します。
ワインだけでなく、ビールでも同じような実験が行われています。
スタンフォード大学の実験
ビール愛飲家だけを集め、8週間3種類のビールを飲んでもらい、それぞれに点数をつけてもらいます。
しかし、実はこの3つ。すべて同じビール。ラベルに書かれた金額だけを変えたもの。
ビールの平均評価はどうなったのか。
中身は全く同じビールだというのに、結果は価格が高いビールほど、高い評価がつけられたのです。
愛飲家でも、価格だけで味が違うように感じてしまうんですね。
人の味覚って本当にいい加減です。笑