「自分と他者を分ける」という考え。
”すべての悩みは対人関係”
「お金がなくて貧乏だ」→誰と比べて?
あなたの周り全員が同じ生活水準なら、貧乏もお金持ちもないよね。
「ブサイクな顔が嫌い」→誰と比べて?
あなたの周り全員が同じ顔の水準なら、ブサイクなんていないよね。
比べるから、悩む。
比べるから、劣等感に苛まれる。
比べる生き方は、ひたすらに疲れます。
だから「わたしはわたし、あなたはあなた」。
自分と他者を分けて考えたら楽になれるんです。
ここで勘違いしてほしくないのは
「わたしはわたしだから」と冷たい人間になれ!と言っているわけではないということ。
大切なのは、今ある悩みに対して、客観的に向き合っていくこと。
自分自身を認め、ありのままの自分を誇ること。
誰かと比べて悩んだ先に、自分が幸せになれる答えが見つからないのなら、なんのために悩んでいるんだろう。
好きで悩んでいるの?そうじゃないなら考えるのをやめちゃえば?
こうやって自分と会話をして、ひとつひとつを紐解いくことで、感情的な悩みは消えていきます。
感情的でなくなったとき「これからどうしていく?」の答えが自然と導き出せるのです。
そして、そもそもわたしはわたしという人間。
誰かによって、その存在や価値が脅かされる必要はありません。
誰かより劣っている、自分は下・・・自分自身が認めなければ、そうはなりません。
ありのままの自分を隠さず、奥底へ押し込まず、誇りをもって堂々とど真ん中を歩いたらいいんです。
「わたしはわたし、あなたはあなた」「みんな違って、みんないい」
悩んだときには、この考えを思い出してみてください。