10分間【心理学スクール】

悩みは全て心理学で解決できる!

子供部屋、オフィス…白い部屋にしていたら要注意?!

f:id:yuu06090228:20200725143520j:plain

色彩心理学 インテリア デザイン

ホワイトの色彩心理学〜インテリア編〜

 

白いインテリアでまとめた部屋は、清潔感があり、すっきりとします。

白に統一している部屋は生活感が出にくいため、美しく感じますよね。

 スタイリッシュな印象もあり、軽やかで明るい空間に映ります♩

 

白い天井は高く感じ、開放的な雰囲気が漂うのが特徴です。

床や家具、小物なども白にすれば、部屋を広く明るく見せる効果も期待できますよ。

 

 

ただし、一番インテリアで使われることの多い色にも、注意点が複数あります。

 

全ての色において、1番光を反射するのが白です。

白には光を反射する効果があり、部屋を白に統一すれば明るく見えます。

しかし、白でまとめすぎると、太陽光が入り込んだ時に

反射が強すぎて、目が疲れます。

スキー場で一面の雪景色に眩しいと感じるのと同じですね。

落ち着かない、イライラするなどのマイナス効果を生みます。

 

また、白いインテリアの部屋が緊張を与え、どこか落ち着かず、

次第に疲れを感じることもあります。

ずっと白い部屋にいると圧迫感があって疲れやすく、

ストレスを伴うとも言われています。

病院のイメージを持つ方も多く、緊張感を伴い、

リラックスできないようです。

 

 

それを証明するこんな実験がアメリカで行われました。

赤・白・水色の3グループに分け、作業を行わせ

被験者はさらに2組に分けられ、1組は壁の色が見えにくい高い仕切り、

もう1組は壁の色が見える低い仕切りで囲って作業をさせました。

どの壁で作業した被験者が一番作業効率が良かったか。

 

結果は断トツで水色の壁のグループでした。

赤い部屋では低い仕切りに囲まれて作業をした人のみ

生産性が妨げられる傾向が見られました。

白い部屋は仕切りが高くても低くても、

他の部屋より作業ミスが多いという結果でした。

多くのオフィスで壁に白が使われていますが、生産性を妨げてしまうのです。

 

つまり、これは子どもの勉強効率も妨げるということ。

子供部屋の壁を一面白にすることは、

集中力を妨げ、勉強することへは適さない部屋となるということです。

 

 

白の壁を選ぶなら、純白でなく

オフホワイト、アイボリーやベージュを選択しましょう!

また、他の色をアクセントとして取り入れ、

白一色の印象を和らげてみましょう♩