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一目惚れは離婚率を下げる!?

「一目惚れして結婚したカップル」を対象にしたアメリカの調査。

一目惚れを経験した約半数の55%がそのまま結婚したそうです。

 

そして、びっくりするのがその離婚率!

男性の場合わずか20%、女性に至っては10%以下という驚くべき数字が出ているのです。

アメリカでは、結婚した夫婦の約半数が離婚するという恐るべき現実を踏まえると、「一目惚れ結婚」の離婚率が圧倒的に低く、理想的なカタチであるといえますね。

 

それでは、何故「一目惚れ」は離婚率を下げるのでしょうか?

 

①遺伝子レベルで相手を選んでいる

まだ相手のことが良く分からない状態で好きになるということは、自身の生存本能としてその相手が最良である=遺伝子レベルで求めていた可能性が高いのです。

 

「すごく美人」だと言われる人が必ず「美男子」と結婚するかというと、そうではないですよね。これは個人が持っている遺伝子が、最良の子孫を残せると判断した結果です。

人間がより良い子孫を残すためには同じようなタイプではなく、自分と全く異なるタイプの遺伝子と結合させたほうが、強い子どもが生まれます。一目惚れは、遺伝子レベルでそうした相手に巡り合えて、その機会を逃すまいと判断している結果ともいえますね。

 

②自分と性格が近いからこそ惹かれあう

上の「逆のタイプだから・・・」とは反してしまいますが、「似たもの夫婦」と言う言葉があるように、同じような性格だから安心して、この人と一緒にいたいと思うようになることもあります。

また、性格だけでなく、それは見た目も同じ。

認知心理学では目、鼻、口などの形や配置が自分と似ている人に対して、親近感を覚えるので好意を持ちやすいと言われています。自分の顔は毎日鏡で見ているので見慣れています。見慣れたものと似ているものは初対面でも安心するため恋愛に発展しやすいと考えられます。

 

③相手を手放したくない

一目惚れの片想いから始まり、アプローチや告白などの過程を経て実らせた恋。その恋愛は特別な価値があるものだと思い込み、手放したくないという気持ちが強くなります。
これを心理学では「所有効果」と呼んでおり、多少の危機や障害があっても所有効果が働いて関係を持続させようと努力する傾向があります。

 

④相手に求めるハードルが下がる

この人とどうしても一緒にいたいと思うから、相手に求めるハードルが下がります。通常ならばマイナスポイントになってしまうことでもあまり気にしません。

恋愛結婚の場合は「減点法」になりやすく離婚につながると言われていますが、一目惚れの場合はそうしたラインを越えているようです。

また、容姿の劣化も気にならないのが一目ぼれ婚だといわれています。お互いに年を取ってなお、出会った時の愛情が続き、離婚率は低くなります。いつまでも末永く夫婦でいることができます。

 

 

 

「一目惚れ婚」素敵ですね!

今後、直感的に異性を好きになったときは、運命の相手かも?

ぜひ参考にしてみてくださいね♪